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若くても油断禁物 夏こそ「脳梗塞」に注意!

 脳血管疾患は冬に多いイメージがあるかもしれませんが、脳梗塞は夏の発症が多くみられます。30~50代で発症する人も増えており、若いからといって油断は禁物です。本格的な夏の訪れを前にして、水分補給をはじめ、脳梗塞の予防につながるセルフケアを習慣にしていきましょう。

脳卒中(脳血管障害)のひとつ

 脳梗塞は脳血管の病気である「脳卒中」のひとつで、脳の血管が動脈硬化や血栓で詰まって血流が途絶え、脳が障害を受ける病気です。脳卒中にはほかに、脳内の血管が破れる「脳出血」や、脳動脈瘤が破裂して脳の表面に出血する「くも膜下出血」があります。日本国内の脳卒中の患者数は120万~140万人と推定され、そのうちの約7割を脳梗塞が占めています。

 脳梗塞は命にかかわることもあり、一命は取りとめても半身麻痺や言語障害などの後遺症が生じたり、寝たきりや若年性認知症を引き起こす原因となったりすることもあります。血縁者に脳梗塞の人がいる場合は発症するリスクが高くなるため、とくに注意が必要です。

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