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下垂体ホルモン分泌障害「下垂体前葉機能低下症」

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 「下垂体前葉機能低下症」は、下垂体からホルモンが正常に分泌されないために、下垂体ホルモンおよび末梢ホルモンの分泌が低下する病気です。どんな症状があらわれるのでしょうか。どのように治療するのでしょうか。

 下垂体前葉機能低下症は、脳の下垂体の前葉という部分からのホルモンが正常に分泌されなくなる病気で、国の指定難病の1つです。下垂体やその上に位置する間脳に何らかの障害が起きることで発症します。脳や下垂体の形成異常、ごくまれな遺伝子異常など先天性のケースのほかは、下垂体やその付近の腫瘍、がんの転移が原因になるほか、自己免疫疾患による下垂体の炎症、放射線治療や外科手術、頭部外傷、分娩時の大量出血による影響などが原因になります。

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