子どもに野菜や果物をしっかり食べさせたかったら、食事にかける時間を増やすと良いかもしれない。昼食時の着席時間を10分増やしたところ、野菜と果物の摂取量が有意に(統計的に偶然とはいえないほど)増えた、との研究結果が報告された。詳細は「JAMA Network Open」に6月22日に掲載された。
この研究は、米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で行われたサマーキャンプに参加した小中学生を対象に実施された。論文の上席著者である同大学のMelissa Pflugh Prescott氏は「子どもたちは食事の最初に、まず楽しみにしている料理を食べ、時間が余ったらほかの料理を食べる。しかし時間がなければ好きな物以外はあまり手をつけない。残されるのは、たいてい野菜や果物だ」と話す。
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