実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ インドネシアで子供も重症化し死亡

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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感染予防のためマスク着用を呼びかけるキャンペーン=インドネシア・ジャカルタで2020年9月、武内彩撮影
感染予防のためマスク着用を呼びかけるキャンペーン=インドネシア・ジャカルタで2020年9月、武内彩撮影

 子供は新型コロナウイルスに感染しても重症化しないけれど、持病のある成人や高齢者に感染させると大変なことになる。だから子供にもマスク着用やフィジカルディスタンスが必要だ。

 これが、現在も広く受け入れられている小児のコロナ対策の基本方針だと思います。ですが、この方針が近いうちに変わるかもしれません。デルタ株の流行により、今後重症化し死亡する子供が急激に増えていく可能性があるからです。インドネシアはすでにそのような状況に入りつつあります。

 まずはそのインドネシアの現状を詳しく報道した米紙ニューヨーク・タイムズの記事から要点をまとめてみましょう。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト 無料メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中。