最期まで私らしく~知っておきたい 在宅の医療・ケア~

食べることをあきらめさせない 訪問歯科医

中澤まゆみ・ノンフィクションライター
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 「命は食にあり」ということわざがあります。食べることは生きること。食いしん坊の私ならずとも、「最期まで口から食べたい」と願っている人は多いと思います。

 ところが、このコロナ下、それまで普通の食事をしていた高齢者が、入院中に食べられなくなって、自宅や施設に戻るケースが増えてきたという話を、複数の訪問診療医から聞くようになりました。

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中澤まゆみ

ノンフィクションライター

なかざわ・まゆみ 1949年長野県生まれ。雑誌編集者を経てライターに。人物インタビュー、ルポルタージュを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。「ユリ―日系二世 NYハーレムに生きる」(文芸春秋)などを出版。その後、自らの介護体験を契機に医療・介護・福祉・高齢者問題にテーマを移す。全国で講演活動を続けるほか、東京都世田谷区でシンポジウムや講座を開催。住民を含めた多職種連携のケアコミュニティ「せたカフェ」主宰。近著に『おひとりさまでも最期まで在宅』『人生100年時代の医療・介護サバイバル』(いずれも築地書館)、共著『認知症に備える』(自由国民社)など。