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新型コロナ 早産や死産は増えず カナダ研究

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、早産や死産の発生率が変化しているという報告がある中、過去約18年にわたる250万件近くの妊娠の転帰(結果)を検討した結果、有意な(統計的に偶然ではない)影響は現われていないと結論付けた論文が、「CMAJ」(カナダ医師会雑誌)に8月3日に掲載された。

 論文の筆頭著者であるマウント・サイナイ病院(カナダ)の小児科医、Prakesh Shah氏は「COVID-19パンデミックの妊娠転帰への影響を検討したこれまでの研究は小規模なものが多く、早産・死産発生率の自然変動が考慮されていなかった」と、本研究の背景を述べている。例えば、オランダやアイルランド、米国などからは早産率の低下が報告されている一方で、その他の国からの報告は結果がまちまちであり、また英…

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