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たとえ太っても、禁煙は心臓病予防に役立つ

 禁煙後に体重が増えたとしてもその増加幅が5kg以内なら、喫煙を続けた人よりも循環器疾患の発症リスクが有意に低下することを示唆するデータが報告された。国立がん研究センターなどによる多目的コホート研究(JPHC研究)によるもので、詳細は「Heart」に6月2日に掲載された。なるべく若いうちに禁煙した方が、より大きなメリットを得られることを示すデータも得られた。

 禁煙が循環器疾患の予防にとって重要であることは、多くの研究から明らかになっている。一方で、禁煙によって体重が増えてしまうことがある。体重の増加は循環器疾患のリスク因子の一つであり、せっかくの禁煙の効果を相殺してしまうことも考えられる。しかし禁煙後の体重増加が、実際に禁煙のメリットを弱めるのかどうかは、よく分かっていなかった。

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