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親の喫煙が、子の成人後の関節リウマチを増やす

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 受動喫煙は子どもの肺に悪影響を及ぼすことが知られているが、影響はそれだけではないようだ。両親に喫煙習慣があった子どもは、中年以降になって関節リウマチ(RA)を発症しやすいことが、新たな研究で明らかにされた。論文の筆頭著者である、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の吉田和樹氏は「この知見は、最もひんぱんに生じる自己免疫疾患の1つであるRAの発症に、喫煙が大きな影響を及ぼすことを再認識させるものだ」と話している。研究の詳細は「Arthritis & Rheumatology」に8月18日に掲載された。

 RAは、多発性の関節炎を特徴とする炎症性疾患だ。RAの発症には遺伝的要因と環境要因の双方が関与するが、喫煙は最も確立されたリスク因子だと考えられている。しかし受動喫煙とRA発症リスクとの関係については、これまで十分に研究されてこなかった。

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