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新型コロナ 大人のワクチン接種は「子供のため」

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
ウェブ会議システムを使って行われた2学期の始業式=三重県名張市の同市立薦原小で2021年9月1日午前9時11分、山中尚登撮影
ウェブ会議システムを使って行われた2学期の始業式=三重県名張市の同市立薦原小で2021年9月1日午前9時11分、山中尚登撮影

 太融寺町谷口医院に寄せられる質問で8月後半から増えてきたものに「子供を学校に行かせてもいいか」というものがあります。なにしろ、「新型コロナウイルス感染は高齢者の病気」と言われていたのも今は昔。新型コロナの変異株である「デルタ株」の流行以降、世界では「コロナは子供にとっても死に至る病」となりつつあります。

 過去のコラム「新型コロナ インドネシアで子供も重症化し死亡」で紹介したように、インドネシアでは7月以降、小児の感染者及び死亡者が急増しています。また、米国でも急激に小児の死亡者が増えています。米紙ワシントン・ポストに、8月4日に寄稿した米国の小児科医は、米疾病対策センター(CDC)のデータを引用し「すでに米国では300人以上の小児が死亡し、さらに感染した小児の1割が後遺症に苦しんでいる」と指摘し…

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太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト 無料メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中。