実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ 後遺症の原因は「脳の酸素不足」か

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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 「新型コロナウイルスそのものはとっくに消えているはずなのに症状が残っている。これは何かあるに違いない」と私が初めて感じたのは2020年の4月でした。当院をかかりつけ医にしているある患者さんを診察した時です。そして、それを文章にして医療プレミアで初めて公開したのが同年5月12日の記事です。タイトルは「新型コロナ 治療後に健康影響の懸念」です。

 このときには「私見をふんだんに取り入れて述べます」「現時点で同意する医療者は少ないかもしれませんが」などの断りを入れて、当時の私が考えていた後遺症について述べ、そしてそういった後遺症を「ポストコロナ症候群」と名付けました。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト 無料メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中。