新型コロナ 息を調べて15秒で済む検査を開発中

幹線道路を通る車に協力を求めた飲酒検問(本文とは関係ありません)=東大阪市で2008年12月5日、久木田照子撮影 
幹線道路を通る車に協力を求めた飲酒検問(本文とは関係ありません)=東大阪市で2008年12月5日、久木田照子撮影 

 飲酒検知器のように、呼気を利用してわずか十数秒で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染の有無を判定できる検査機器の開発が進められている。米オハイオ州立大学ウェクスナー医療センターのMatthew Exline氏らによる、この検査機器に関する論文が「PLOS ONE」に10月28日に掲載された。鼻腔をぬぐって検体を採取するより検査対象者の負担が軽く、短時間で結果を得られる。このため、PCR検査の代替手段になる可能性もあると同氏らは述べている。

 Exline氏らによると、COVID-19感染によって体内の酸素、一酸化窒素、アンモニアの相互作用が生じ、呼気中にその変化が現れるという。新たに開発した検査機器はその変化を検出する。重症COVID-19患者の約9割で感染を判定でき、判定に要する時間は15秒以内とのことだ。開発チームは米食品医薬品局(FDA)に、この検査機器の緊急使用許可を申請した。

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