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1歳までに発症し難治性の免疫疾患 慢性皮膚粘膜カンジダ症

 カンジダ症とは真菌の一種であるカンジダによる感染症です。カンジダは多くのヒトの皮膚や粘膜に常在するありふれたもので、健康な人には特に悪さをしません。しかし、何らかの原因で免疫機能が低下すると、感染・繁殖してしまいます。

免疫の異常で感染を繰り返し自己免疫疾患との合併も

 慢性皮膚粘膜カンジダ症には、遺伝性と散発性がありますが、いずれも免疫に異常が起きてカンジダに対して抵抗できないために、感染を繰り返す難治性の疾患です。原因遺伝子が少しずつ特定されてきていますが、まだすべての原因は解明されておらず、根治治療は確立していません。

 多くは1歳くらいまでに発症し、十数年かけて慢性的に進行します。まれに大人になって発症する遅発性の場合もあります。

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