最期まで私らしく~知っておきたい 在宅の医療・ケア~

コロナ下の救急要請混乱からわかった医療の課題

中澤まゆみ・ノンフィクションライター
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自宅療養中の感染者宅へ自動車で向かうクリニックのスタッフ(右)と遠矢純一郎医師
自宅療養中の感染者宅へ自動車で向かうクリニックのスタッフ(右)と遠矢純一郎医師

 ヨーロッパでは、新型コロナウイルス感染が再拡大し、日本でも「(感染拡大の)第6波は12月から」とAIが予測したと伝えられています。治療薬や予防薬の承認についても報じられていますが、楽観できないのが新型コロナ。前回に引き続き、「第5波」で在宅療養の現場を経験した東京都世田谷区の訪問診療医、遠矢純一郎さん(桜新町アーバンクリニック)に、第5波で分かった地域医療の課題と、第6波への「備え」について聞きます。

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中澤まゆみ

ノンフィクションライター

なかざわ・まゆみ 1949年長野県生まれ。雑誌編集者を経てライターに。人物インタビュー、ルポルタージュを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。「ユリ―日系二世 NYハーレムに生きる」(文芸春秋)などを出版。その後、自らの介護体験を契機に医療・介護・福祉・高齢者問題にテーマを移す。全国で講演活動を続けるほか、東京都世田谷区でシンポジウムや講座を開催。住民を含めた多職種連携のケアコミュニティ「せたカフェ」主宰。近著に『おひとりさまでも最期まで在宅』『人生100年時代の医療・介護サバイバル』(いずれも築地書館)、共著『認知症に備える』(自由国民社)など。