ER Dr.の救急よもやま話

新型コロナ オミクロン株の危険度と「今できる対策」

志賀隆・国際医療福祉大医学部救急医学主任教授(同大成田病院救急科部長)
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外国人の入国が禁止となり、閑散とする関西国際空港の到着ロビー=関西国際空港で2021年11月30日午前10時43分、猪飼健史撮影
外国人の入国が禁止となり、閑散とする関西国際空港の到着ロビー=関西国際空港で2021年11月30日午前10時43分、猪飼健史撮影

 新型コロナウイルスの感染者数は、ワクチンの効果もあって、少ない状況が続いています。とてもありがたいことです。少人数での会食など、みなさんも歓談の機会をお持ちかと思います。ただ、冬場はウイルスにとって都合の良い時期です。忘年会などの企画の際にはご注意ください。そして少し安心しかけたところへ、新型コロナの新しい変異株「オミクロン株」が登場してきました。この株は11月25日に南アフリカなどで確認されたばかりですが、その後、世界各国で次々と感染者が見つかりました。30日には日本でも、ナミビアから入国した30代男性が感染していることが確認されました。今回は、オミクロン株の性質と、これから取るべき対策についてです。

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志賀隆

国際医療福祉大医学部救急医学主任教授(同大成田病院救急科部長)

しが・たかし 1975年、埼玉県生まれ。2001年、千葉大学医学部卒業。学生時代より総合診療・救急を志し、米国メイヨー・クリニックでの救急研修を経てハーバード大学マサチューセッツ総合病院で指導医を務めた救急医療のスペシャリスト。東京ベイ・浦安市川医療センター救急科部長などを経て20年6月から国際医療福祉大学医学部救急医学教授、21年4月から主任教授(同大成田病院救急科部長)。安全な救急医療体制の構築、国際競争力を産み出す人材育成、ヘルスリテラシーの向上を重視し、日々活動している。「考えるER」(シービーアール、共著)、「実践 シミュレーション教育」(メディカルサイエンスインターナショナル、監修・共著)、「医師人生は初期研修で決まる!って知ってた?」(メディカルサイエンス)など、救急や医学教育関連の著書・論文多数。