
子どもたちにタブレット端末が配布されてから、キーボードやタッチペンで文字・文章を書く機会が多くなった。一方で、当然だが、ノートなどの紙に「鉛筆で書く」機会が減ってきている。「鉛筆で字をしっかりと書けない子どもたち」が増えてきているように思う。タッチペンやキーボードでタブレットに入力し、デジタルデータとして蓄積した方がよいこともあるだろう。しかし、ノートに鉛筆で書くということの大切さと意義がより大きくなったような気がする。今回は、鉛筆で書くことの意味について、タブレットに入力することと比べながら考えてみたい。
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