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年末年始 必要な薬を手元から切らさないためには

高垣育・薬剤師ライター
 
 

 正月休みの準備にあわただしい時期です。楽しく休暇を過ごすために、いつも飲んでいる薬の数を確認しておきましょう。また、感染者数が減少していますが新型コロナウイルス感染症にもまだ注意が必要です。「急な体調不良に陥ったが、かかりつけ医は正月休み」という場合はどこにアクセスしたらよいのでしょうか。今回は年末年始の休暇中のいざというときにあわてないために、薬の備えや医療機関へのかかり方を確認していきます。

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薬剤師ライター

たかがき・いく 1978年福岡県生まれ。2001年薬剤師免許を取得。調剤薬局、医療専門広告代理店などの勤務を経て、12年にフリーランスライターとして独立。毎週100人ほどの患者と対話する薬剤師とライターのパラレルキャリアを続けている。15年に愛犬のゴールデンレトリバーの介護体験をもとに書いた実用書「犬の介護に役立つ本」(山と渓谷社)を出版。人だけではなく動物の医療、介護、健康に関わる取材・ライティングも行い、さまざまな媒体に寄稿している。17年には国際中医専門員(国際中医師)の認定を受け、漢方への造詣も深い。