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40歳になったら、移動機能低下「ロコモ」にご用心

 関節や筋肉など運動器の機能が低下した状態である「ロコモティブシンドローム」につながる要因が、若年者も含む約9000人の日本人を対象とする調査で分かった。東京大学医学部附属病院企画情報運営部の山田恵子氏らの研究で、論文は11月19日に「BMC Geriatrics」に掲載された。

 ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)は、運動器の障害のために身体の移動機能が低下した状態で、放置すると要介護リスクが高まる。ロコモ該当者は高齢者に多いが、高齢だからロコモになるのではなく、若い時期からリスクのある状態が続いていた結果としてロコモになると考えられる。しかし、これまでのロコモの疫学研究は高齢者を対象としたものが多く、非高齢者とロコモの関連はよく分かっていない。山田氏らは、この点を明らかにするため、若年者を含めた幅広い年齢層について、移動機能を調査した。

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