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尿酸値が気になる人へ プリン体を減らす生活術

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 アルコールや食事を楽しむ機会が増える季節です。しかし、尿酸値が高い人がプリン体の多い食生活を続けていると、激痛を伴う痛風発作やさまざまな合併症を引き起こすリスクに。プリン体の摂取量を減らし、尿酸値を上手にコントロールする生活術をご紹介します。

プリン体が尿酸値を上げるワケ

 プリン体は、細胞の中で遺伝情報を伝える役割を持つ核酸などに含まれる成分で、細胞の代謝や増殖などを助ける働きをしています。人間の体内で常に生成されているほか、全体の約2~3割は食品から摂取します。食品に含まれるプリン体は胃で消化・吸収された後、肝臓でエネルギーに分解され、その際に尿酸がつくられます。また、体内に存在しているプリン体は、新陳代謝やエネルギー代謝によって尿酸となります。

 通常、1日約700mgの尿酸が体内でつくられていますが、同じく約700mgが尿や便、汗として排泄されるため、体内の尿酸の量は常に一定に保たれています。健康な成人では約1200mgの尿酸が体内に蓄積されているといわれ、これを「尿酸プール」と呼びます。

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