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腸内細菌の種類次第でHIVに感染しやすくなる

 腸内に生息するさまざまな細菌は、疾患リスクにかなり大きく影響しているようだ。1980年代に採取された糞便検体と血液検体の分析から、腸内に炎症の原因となる細菌が大量に生息していた男性は、ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)への感染リスクが高い可能性があることが分かった。米ピッツバーグ大学感染症・微生物学准教授のYue Chen氏らが実施した研究で、詳細は「Microbiome」に2021年12月9日に発表された。

 Chen氏は「健康的な腸内細菌叢は、食べた物をエネルギーに変えたり、病原体と闘ったり、腸壁の状態を維持したりする。身体のさまざまな機能にとって不可欠な存在だ。腸内細菌叢はその他にも、がんと闘ったり、人間の行動に影響したり、免疫反応を引き起こしたりするなど多様な影響をもたらすことが、研究者たちの間で知られるようになってきている」と説明する。

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