実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ 年末の飛行機で気になった三つのこと

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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 過去のコラム「新型コロナ 安心して飛行機に乗りたい」で、新型コロナウイルス流行下での飛行機内での問題点について述べました。その後、そういった問題は解消され、現在では心配することなく搭乗できるのかというと、そういうわけではないようです。最近、私は私用である地方都市に飛行機で移動しました。その時に目を疑うようなシーンが三つもありました。今回はその三つのシーンを紹介し、あるべき対策を考えてみたいと思います。

 その紹介の前に、まずは「自身には全く非がないにもかかわらず、飛行機に搭乗したというだけで抱えなければならないリスク」について確認しておきましょう。上述のコラムで、無症状なのに突然航空会社から電話がかかってきて、近くの席に新型コロナウイルスの感染者がいたという理由でPCR検査を受けるよう言われ、陰性だったのに2週間自己隔離を強いられた女性のエピソードを紹介しました。この女性は自営業で、この自己隔離…

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト 無料メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中。