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新型コロナ どの変異株にも効くワクチンを開発中

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 米陸軍はこのほど、オミクロン株を含む全ての新型コロナウイルス変異株に有効なワクチン開発に向けた研究が前進したことを報告した。このワクチンは「スパイクフェリチンナノ粒子」(SpFN)をベースにしたもので、新型コロナウイルス野生株の感染を予防するだけでなく、主要な変異株に対する極めて強力な抗体の産生も誘導することが、サルを用いた研究で確認された。この研究の詳細は「Science Translational Medicine」に12月16日に掲載された。なお、同ワクチンについては2021年4月から、72人を対象に第Ⅰ相の臨床試験が開始されており、その結果の発表が待たれている。

 SpFNワクチンの開発グループの一人で、米ウォルター・リード陸軍研究所のKayvon Modjarrad氏は「さまざまなコロナウイルス株やウイルス種に対して安全で有効、かつ持続的な予防効果が得られる“汎コロナウイルス”ワクチン技術を開発する、というのがわれわれの計画だった」と説明する。米軍事防衛ニュース専門サイト「Defense One」によると、SpFNワクチンは、サッカーボールのような外形の…

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