医療・健康Tips

入浴も可能 胃ろうの基礎を知ろう

  • 文字
  • 印刷

 胃ろうとは、手術で胃に穴をあけ、カテーテルを使って、そこから直接栄養を送り込む経管栄養法です。通常、口から入れた内視鏡で胃の内側から外に向けて5~6mmの小さな穴を開ける手術を行い、胃ろうカテーテルを留置します。手術は10分程度ですみ、術後の痛みもそれほど長引きません。

本人の胃腸の機能を使い、完全に栄養補給

 胃ろうカテーテルの一端は抜けないよう、胃の中と皮膚の外側をストッパーで挟む形になっており、液状の栄養剤を注入するときは、カテーテルのもう一端についたバルブにつないで行います。この胃ろうカテーテルは定期的に交換する必要がありますが、全身状態が回復して口から食べられるようになったら、カテーテルを外せば胃の穴は塞がります。

 胃ろうの目的は、主に脳血管障害、認知症、口腔がん、食道がんなどによって、飲み込む機能(嚥下機能)が低下して、誤嚥性肺炎を起こす可能性が高い場合に、安全に栄養補給をすることです。胃から直接栄養を補給しますが、本人の胃腸の機能を使って、栄養を吸収することができます。

この記事は有料記事です。

残り888文字(全文1335文字)