実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ 厳しい制限が生む検査拒否と不平等

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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クリスマスを前に買い物客らでにぎわう一方、オミクロン株の急拡大で経済活動に影響が出ているロンドン中心部=2021年12月21日、横山三加子撮影
クリスマスを前に買い物客らでにぎわう一方、オミクロン株の急拡大で経済活動に影響が出ているロンドン中心部=2021年12月21日、横山三加子撮影

 欧米諸国を中心に猛威を振るっている新型コロナウイルスのオミクロン株が、日本でも増え始めてきました。オミクロン株は最初に南アフリカ共和国で報告された当初から「従来の株よりも軽症」と言われてきました。その後、数々の報告が集まり、世界保健機関(WHO)は1月4日、「オミクロン株は(鼻炎や咽頭<いんとう>炎などの)上気道炎症状が主体であり、肺炎を起こすことは少なく重症化しにくい」と発表しました。ただしこれに加えて6日には「軽症(のウイルス)と分類すべきではない」と警鐘を鳴らしました。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト 無料メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中。