疲労骨折とは、衝突や転倒といった大きな衝撃で起こる骨折とは異なり、骨の同じ部分に、弱い力であっても何度も繰り返して負荷がかかることにより、骨にひびが入る、ひびが大きくなって完全な骨折になる状態のことです。
バレエやヨガ、長引くせきの影響でも
多くはスポーツの短期的な集中トレーニングなどで、ランニングやジャンプなどを繰り返すことによって起こります。筋力と骨の発育がアンバランスな10代の成長期のスポーツ選手に多く、足の甲や脛(すね)の骨、肋骨などによくみられます。
また、バレエやダンス、ヨガといった体の柔軟性を求められる運動のやり過ぎから骨にひびが入る場合や、長引くせきの影響で肋骨に疲労骨折が起きるといったこともあります。
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