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血便など気になる場合は受診を 幼児のポリープ 

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  ポリープとは、消化管の粘膜がイボ状に盛り上がった組織の総称です。良性と悪性がありますが、幼児期に多く発生するのは大腸にできる良性のポリープで「若年性ポリープ」と呼ばれます。

半数以上は肛門近くの直腸やS状結腸にできる

 「若年性ポリープ」は、直径10ミリ程度の茎をもつ(有茎性)ポリープで、半数以上は大腸でも肛門に近い直腸やS状結腸にできます。肛門に近いので、出血すると血液はきれいなまま排泄され、便に鮮血がついていたり、下血を見たり、ポリープが肛門から出てきたりして発見されることも多いようです。

 原因は腸の粘膜が糞便にこすられてできると考えられています。悪性化することはまずありませんが、ポリープが自然脱落して大量出血をしたり、貧血や腸重積症(腸の一部が重なり合う病気)の原因になったり、まれにがん化するリスクもあるため、発見されれば内視鏡で切除するのが一般的な治療です。切除後は、再発はほとんどなく予後は良好です。

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