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10歳以降に発症する「思春期特発性側弯症」 食や生活習慣は無関係

 正常なヒトの背骨(脊柱)は前や後ろから見るとまっすぐで、横から見ると特有のなだらかなアーチをえがいています。それが、前後から見たときに側方(横)に曲がっている、あるいはねじれをともなって変形するのが「脊柱側弯症」です。

女子に多く、成熟途上に発症すると進行しやすい

 側弯症には生まれつきの背骨の変形や他の病気に起因するものもありますが、その80%以上を占めるのが、成長期に徐々に変形がみられる「特発性側弯症」です。

 特発性側弯症は、10歳以降に発症する「思春期特発性側弯症」が多くを占め、男子に比べて5~7倍と、圧倒的に女子に多くみられます。一般的には初潮前や骨の成熟途上に発症すると進行しやすいと考えられています。母親に側弯があると子どもの発症率が高いこと、一卵性双生児の場合は双方とも発症するのが9割を超えることも知られています。

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