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子宮内膜症に伴い発症 月経随伴性気胸とは?

 何らかの原因で胸腔内に空気が入り、その空気が肺を押しつぶして胸痛や呼吸困難などの症状が起こるのが気胸(ききょう)です。肺に穴が開いて空気が外にもれる場合が多いのですが、ごくまれに子宮内膜症によって起こる女性特有の珍しい気胸があります。それを「月経随伴性気胸」といいます。

月経周期に伴って発症 9割は右側

 子宮内膜は子宮の内側を覆っている組織で、妊娠の準備として増殖し、妊娠が起こらないと剥がれて月経として体外へ排出されます。ところが、子宮の内側ではない場所に子宮内膜組織ができてしまうことがあり、これを子宮内膜症といいます。

 子宮内膜症で多いのは、卵巣や卵管、腹膜などの骨盤内での発症で、ひどい月経痛や腰痛、不妊といった症状が現れます。しかしごくまれに、胸膜や横隔膜、肺など、胸郭内に発症することがあります。

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