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脊髄損傷で下半身まひ後、3人が歩けた新治療

Michel Roccatiさん(左)と、やはり今回の治療技術で歩けるようになった脊髄損傷患者のDavid Mzeeさん=Jimmy Ravier氏撮影
Michel Roccatiさん(左)と、やはり今回の治療技術で歩けるようになった脊髄損傷患者のDavid Mzeeさん=Jimmy Ravier氏撮影

 イタリア人のMichel Roccatiさんがオートバイの事故で脊髄(せきずい)損傷を負い、下半身が完全に麻痺(まひ)したのは2017年のことだった。しかし彼は現在、歩けるようになっている。スイスの研究グループが開発した「電気刺激によって運動機能を回復させる」という革新的な治療技術のおかげだ。この研究結果は、ローザンヌ大学病院(スイス)のAndreas Rowald氏らにより医学誌「Nature Medicine」に2月7日に報告された。

 「当初、足の筋肉を動かすことができず、感覚も全くなかった」とRoccatiさんは振り返る。しかし、彼は現在、立ち上がれて、歩けて、階段の上昇り降りもできる。Roccatiさんは「この電気刺激があれば、練習しようと思ったことは全てできる」と同誌主催の記者会見で語った。

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