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黒目のにごりの原因は?白内障だけじゃない

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 眼球の表面を覆っている角膜やレンズの役目をする水晶体、その奥にある硝子体は透明な組織です。いわゆる黒目が黒またはこげ茶色に見えるのは、暗い目の中が透けて見えるからです。角膜に何らかの障害が起こると、白くにごって見えます。

細菌の種類によっては急激に進行する場合も

 まず、原因として考えられるのは、細菌に感染して発症する「細菌性角膜炎」です。ほこりや砂などが目に入って発症するほか、コンタクトレンズの不適切な使用が原因で発症するケースも増えています。強い目の痛みと目やにが特徴で、角膜の一部が白くにごって、白目の部分も充血します。

 治療は、抗菌薬の点眼と病状に応じて内服薬で行います。細菌の種類によっては急激に病状が進行することもあり、角膜に穴が開いたり(穿孔:せんこう)、視力低下や失明したりすることもありうる病気です。

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