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65歳を過ぎても運動は健康維持に大切

 高齢期に入ってからの身体活動も、その後の健康の維持にとって重要であることを示すデータが報告された。パドヴァ大学(イタリア)のClaudio Barbiellini Amidei氏らの研究だ。詳細は「Heart」に2月14日に掲載された。

 Amidei氏らは、イタリアの地域住民を対象としたコホート研究(人間の集団を追跡調査する研究)のデータを用いて行われた。このコホート研究では、1995~97年に65歳以上の高齢者3099人を登録し、4年後と7年後に追跡調査を行い、身体活動量の変化を把握した。また調査対象者たちが「心血管イベント」(心筋こうそくなどの心臓血管病)を起こしたかどうかや、生存しているか死亡したかについては、2018年末まで追跡した。

 この調査では、対象者がどんな身体活動をしているかや、その活動の強度を調べた。ウォーキングやボーリング、釣りなどを「中強度」の活動に、サイクリング、水泳、ダンス、ジムでのトレーニングなどは「高強度」の活動に分類した。そして「高強度」の活動をした時間と、「中強度」の活動をした時間の半分を足し合わせ、その合計を身体活動量の目安にした。この合計が1日に20分以上の人を「活動的な人」と定義し、20分未満の…

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