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運動すると涙が増えてドライアイ改善につながる?

 運動には、ドライアイを改善する効果もあるのかもしれない。その可能性を示唆する研究論文が「Experimental Eye Research」1月号に掲載された。論文著者の1人であるウォータールー大学(カナダ)のHeinz Otchere氏は「われわれの研究は、現在行われている点眼薬を含むドライアイ治療の代わりに、運動が眼の乾燥の予防策になり得るか否かの結論を得ることを目指した」と、研究の目的を説明している。

 眼の表面(角膜と結膜)は、涙の膜で覆われている。涙は、まばたきをした瞬間に眼球表面全体に広がって、角膜や結膜に水分を補給したり、ほこりや汚れなどの刺激物から保護したりする。健康な涙の膜は、油や水、「ムチン」と呼ばれる糖タンパク質が層状になってできており、いずれかの層が不安定だと、膜が途切れやすくなる。そうなった結果、眼球表面が乾燥しやすくなる病気が「ドライアイ」だ。この病気になると、痛みや灼熱感…

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