実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

新型コロナ 「感染+基礎疾患」で死なないために

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
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まん延防止等重点措置が解除され、修学旅行生や若者などでにぎわった観光地の宮島=広島県廿日市市宮島町で2022年3月7日午後2時15分、根本佳奈撮影
まん延防止等重点措置が解除され、修学旅行生や若者などでにぎわった観光地の宮島=広島県廿日市市宮島町で2022年3月7日午後2時15分、根本佳奈撮影

 「新型コロナウイルスで亡くなったとされている人の多くは、本当の死因は、新型コロナではない」という話をしばしば耳にします。中には「本当の死因が別にあっても新型コロナ陽性なら国から補助金がもらえるから、病院が金もうけのために死因を新型コロナにしている」といういささか陰謀論めいた話を聞くこともあります。結論から言えば、こういう意見は正しくないのですが、なるほどそのように考えたくなる人たちの気持ちが分からないわけではありません。今回は、なぜそういった「死因は新型コロナではない」という声が大きくなっているのか、そして、実際のところはどうなのか、そして新型コロナで死なないためには何をすればいいのかについて述べていきます。

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谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト 無料メルマガ<谷口恭の「その質問にホンネで答えます」>を配信中。