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小説をスマホで読むと「深い呼吸が減り理解度が下がる」

 スマートフォンで小説を読むと、紙の本で読む時に比べて内容を理解する力が低下する。この低下には、スマホで読んだ時に生じる呼吸の変化が関係している可能性がある。こんな研究結果を、昭和大学医学部生理学講座生体調節部門の本間元康講師、泉﨑雅彦教授らが発表した。論文は「Scientific Reports」に1月31日に掲載された。

 スマホやパソコンなどで読む電子書籍は、本のようにかさばらず、手軽に入手できるという点で優れている。しかしスマホで読む場合は、本を読む場合に比べて眼精疲労や頭痛が起きやすく、読解力も低下する可能性が指摘されてきた。ただ、読解力低下の原因は明らかになっていない。一方、過去の研究で、読解力は呼吸の状態や脳活動と関連性があることが報告されている。本間講師氏らは今回、スマホで読む際には、紙の本を読む場合と…

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