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新型コロナと同時に発症した糖尿病は治ることも多い

糖尿病について知ってもらうためブルーにライトアップされた小倉城=北九州市小倉北区で2019年11月16日午後6時21分、上入来尚撮影
糖尿病について知ってもらうためブルーにライトアップされた小倉城=北九州市小倉北区で2019年11月16日午後6時21分、上入来尚撮影

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかると糖尿病の新規発症が増えることが報告されているが、その多くは一過性の糖代謝異常であることを示す論文が「Journal of Diabetes and its Complications」に2月4日に掲載された。論文の筆頭著者である米マサチューセッツ総合病院のSara Cromer氏は「COVID-19にかかる前から既に存在していた耐糖能異常が、炎症性ストレスの負荷によって悪化し、一時的に糖尿病と診断されるほどの高血糖となり、それがCOVID-19治療中に発見されるというケースが多いのではないか」と語っている。

 Cromer氏らは、2020年3月1日~9月27日に同病院に入院した、18歳以上のCOVID-19患者1902人のデータを調べた。このうち594人が、入院中に、糖尿病だと確認されていた。この患者たちを21年7月まで追跡し、糖代謝レベルの変化を検討した。なお594人中77人(13.0%)は、過去に糖尿病と診断されていない新規発症者だった。

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