街のお坊さん 生と死を語ります

死ぬことは生まれること 宗教者に悩みをぶつけてほしい

星野哲・ライター/立教大学社会デザイン研究所研究員
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 生命維持や出生前診断の技術が進み、ウイルス変異で繰り返される感染症の拡大など、私たちは今、命や死について身近に意識する機会が増えています。日々の暮らしに近いところで葬儀や法事を執り行い、死に接することも多いお坊さんたちは今、死についてどう考え何をしているのでしょうか。この連載では、終末期や葬送について研究・発言してきた星野哲さんが、社会でさまざまな活動をしている街のお坊さんに問いかけ、語り合います。初回は鹿児島市の妙行(みょうぎょう)寺住職、井上従昭(よりあき)さんです。

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星野哲

ライター/立教大学社会デザイン研究所研究員

ほしの・さとし 1962年生まれ。元朝日新聞記者。30年ほど前、墓や葬儀の変化に関心を持って以降、終活関連全般、特にライフエンディングについて取材、研究を続けている。2016年に独立。立教大学大学院、東京墨田看護専門学校で教えるほか、各地で講演活動も続ける。「つながり」について考えるウエブサイト「集活ラボ」の企画・運営も手がける。著書に『人生を輝かせるお金の使い方 遺贈寄付という選択』(日本法令)、「『定年後』はお寺が居場所」(同、集英社新書)「終活難民-あなたは誰に送ってもらえますか」(2014年、平凡社新書)ほか。