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入院で変わってしまった母に何が起きたのか? 看取って気づいたケアの疑問/1

 
 

 新型コロナウイルス感染症の第3波にあった昨年2月、がんを患っていた私の母(当時82歳)が亡くなった。それまでの半年間、父の老老介護を手伝うため東京都内にある実家へ通った。取材を通して在宅ケアや介護について多少は分かっているつもりでいたが、実際には役立たなかったり、想定しなかったりすることの連続だった。この経験から考えたことは、超高齢社会の今は、だれもがいつケアの当事者になってもおかしくないということ。体験を交えて、専門家に聞いた「そのとき知っておくべきこと」を紹介したい。第1回は、入院した高齢者に見られる「せん妄」について。【大和田香織】

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