現代フランス健康事情

花粉症を楽にするはずがアレルギー? 気をつけたいサプリメントの取り方

竹内真里・フランス在住ライター
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緑豊かで天気も良い春の一日の風景。花粉症持ちにはつらい=筆者撮影
緑豊かで天気も良い春の一日の風景。花粉症持ちにはつらい=筆者撮影

 3月下旬、フランスのリヨンは日中の最高気温が20度を超え、半袖姿にサングラスの人も見られた。雨はしばらく降っておらず、空はかすんでいて空気もほこりっぽい。鼻や目がむずむずし、くしゃみが一度出ると止まらない。ひょっとして花粉症なのか。ただ、症状を和らげるのに使われるサプリメントなどは、アレルギー症状が強く出る危険性もあるという。今回は、フランスの花粉症とその対策について書いてみたい。

増加傾向にあるフランス人の花粉アレルギー

 「ティッシュ、持ってますか?」。すぐ前を歩いていた高校生ぐらいの女の子がくるっと振り向いて話しかけてきた。持っていたらください、という前提の質問だ。こちらの人は、やれたばこはあるか、切符はあるか、金はあるか(あるならちょうだい)と気軽に話しかけてくるのだが、このごろは断然、ティッシュが多い。風邪か、新型コロナウイルス感染症か、鼻炎か、花粉症かわからないけれど、鼻をぐずぐずさせている人がけっこう多くいる。

 さて、春の訪れとともに私たちを悩ます花粉症は、こちらでは「花粉アレルギー」や「春のアレルギー」などといわれている。…

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竹内真里

フランス在住ライター

1978年千葉県生まれ。2000年から2002年までフランス南部マルセイユに滞在。その後、東京や香港でライターとして取材・執筆に従事。2015年に再びフランスへ。現在はリヨン市内でフランス人の夫、娘と暮らしながら現地情報を発信している。