睡眠不足で内臓脂肪の蓄積が増える？　米研究

　睡眠不足でいると摂取カロリーが増え、その結果、内臓脂肪が蓄積することが、小規模ランダム化比較試験により明らかになった。米メイヨークリニック医科大学教授のVirend Somers氏らによるこの研究の詳細は「Journal of the American College of Cardiology」4月5日号に掲載された。

　内臓の周りにつく内蔵脂肪について、Somers氏は「蓄積すると、高血圧や高血糖、高コレステロール血症などを招き、心臓や血管の疾患につながる。これらは全て、糖尿病の発症リスクも高める」と指摘する。