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座位太極拳が脳卒中後の身体機能回復に有効

 いすに座ったまま行う座位太極拳は、脳卒中を経験した患者に標準的なリハビリテーションと同程度のベネフィットをもたらすことが、雲南中医薬大学(中国)のJie Zhao氏らの研究で明らかになった。研究の詳細は「Stroke」に4月7日掲載された。

 脳卒中は米国で長期的な身体障害の原因の首位を占めている。米国心臓協会(AHA)は、脳卒中患者は発症後7日以内にリハビリテーションを開始し、最長6カ月間続けることを推奨している。しかし、多くの患者は、身体の安定性が足りないか、両腕を十分に使えないため、リハビリテーションを途中で放棄してしまう。AHAはまた、「脳卒中サバイバーの身体活動と運動の推奨事項に関する科学的声明」の中で、ヨガや太極拳などの柔軟性と筋力を高めるためのトレーニングが、バランス、生活の質(QOL)、メンタルヘルスの改善において有益であるとともに、転倒リスクの減少にもつながるとしている。太極拳は手、腕、首、脚および身体中心部の緩やかな動きを深呼吸とともに連続して行う中国の伝統的な体操。研究グループは、脳…

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