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新型コロナ 探知犬が感染も検査? フィンランド

	旅客の荷物に鼻を近づけ、においを嗅ぐ検疫探知犬=成田空港で2019年4月22日午後1時36分、中村宰和撮影
旅客の荷物に鼻を近づけ、においを嗅ぐ検疫探知犬=成田空港で2019年4月22日午後1時36分、中村宰和撮影

 空港で入国者の手荷物から違法薬物や危険物を嗅ぎ分ける探知犬を訓練すると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者を特定させられる。こんな研究結果をヘルシンキ大学(フィンランド)のAnu Kantele氏らが発表した。論文は「BMJ Global Health」に、5月16日に掲載された。

 この研究では、まず9頭の探知犬を、新型コロナウイルス感染者を特定できるように訓練した。感度(実際に感染している人を、「感染している」と犬が判定する確率)と、特異度(感染していない人を、「感染していない」と犬が判定する確率)が両方とも80%以上に達した4頭を選び、新型コロナの患者や地域住民を対象に探知力を調べた。その後、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港(フィンランド)の到着ゲートに設置した専用ゲート…

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