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筋肉が弱った高齢者も、運動すれば「自力歩行」を保ちやすい

 適切な身体活動は、年を取っても自宅で自立した生活を続ける助けになるかもしれない。筋肉の量が減って身体が衰えた「サルコペニア」と呼ばれる状態の高齢者に、週に3~6回ずつ運動してもらうなどしたら、運動なしの人たちに比べ、自力で歩けなくなる割合が低くなった。こんな研究結果を、サクロ・クオーレ・カトリック大学付属アゴスティーノ・ジェメッリ総合病院(イタリア)のEmanuele Marzetti氏らが発表した。論文は「The BMJ」に5月11日に掲載された。

 Marzetti氏らは、70歳以上で「身体的なフレイル(加齢に伴い身体機能が衰えた状態)でサルコペニアだが、移動機能障害はない」男女1519人を対象として研究した。対象者はヨーロッパ11カ国に住み、平均年齢は78.9歳だった。このうち女性が71.6%を占めた。

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