ヘルスデーニュース フォロー

20歳の人も80歳の人も肝臓の細胞は「3歳未満」

 実際の年齢に関係なく、肝臓の「年齢」(肝臓の細胞ができてからの経過時間)は常に3歳未満である。こんな研究結果を、ドレスデン工科大学再生医療センター(ドイツ)のOlaf Bergmann氏らが論文として発表した。肝臓では絶えず新しい細胞への入れ替わりが起きているため、こうした結果になるのだという。論文は「Cell Systems」に5月31日に発表された。

 肝臓は、代謝の際に生じた有害な物質を毒性の低い物質に変えるという重要な解毒作用を持つ。一方、ひんぱんに毒性物質にさらされるため、傷害を受けやすい。そのため、肝臓には傷ついた細胞を生まれ変わらせるというユニークな機能が備わっている。しかし、細胞がどの程度の期間で入れ替わるのか、また、この入れ替わり機能が、年齢を追って低下するのかどうかは分かっていなかった

この記事は有料記事です。

残り1141文字(全文1498文字)