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歩行速度の低下が認知症進行リスクと関連 豪研究

歩行速度の低下が認知症リスクと関連
歩行速度の低下が認知症リスクと関連

 歩行速度と認知機能がともに年々低下している場合、それらが単独で進んでいる場合よりも、認知症のリスクがより高いことを示すデータが、「JAMA Network Open」に5月31日に掲載された。論文の筆頭著者であるモナッシュ大学(オーストラリア)のTaya Collyer氏は「研究結果は認知症のリスク評価における歩行速度の重要性を浮き彫りにしている」と語った。

 Collyer氏らは、2010~17年に米国とオーストラリアの高齢者対象に実施された低用量アスピリンの有用性を評価する無作為化比較試験のデータを用いて、認知機能や歩行速度の低下と認知症リスクとの関連を検討した。1万9114人の対象者のうち、データ欠落のない1万6855人(88.2%)を解析した。平均年齢は75.0±4.4歳、女性が56.0%であり、教育歴12年以上の人が44.8%だった。

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