ヘルスデーニュース フォロー

メタボの人はよく笑うと少しやせる 3地域で実験

落語家の話芸に手をたたいて笑う人たち=松山市で2015年4月11日、黒川優撮影
落語家の話芸に手をたたいて笑う人たち=松山市で2015年4月11日、黒川優撮影

 笑うことは、体と心の双方に良い影響を及ぼす。こんな研究結果を、福島県立医科大疫学講座の舟久保徳美助教、大平哲教授らが論文として発表した。メタボリックシンドローム(メタボ)リスクのある地域住民を対象に国内3カ所で行った、無作為化比較試験(RCT)の結果だ。これは大阪大、岡山大の研究者との共同研究で、論文は「BMC Geriatrics」に4月23日に掲載された。

 笑うことがメンタルヘルスだけでなく身体的健康にも良い影響を与えることを示した研究報告が増えている。ただ、多くの研究は、同じ対象者について、介入前(研究者側が対象者に対し、笑いを増やしてもらうなどの働きかけをする前)の健康状態と、介入後(働きかけた後)の状態を比べたものだ。また、メンタルヘルスと身体的健康の両方への影響を同時に検討した研究は少ない。これに対して今回の研究は、200人以上の地域住民を…

この記事は有料記事です。

残り1671文字(全文2053文字)