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背の高さに関連する新たな病気のリスク 米研究

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 平均よりも背が高い人は、その関連遺伝因子がさまざまな疾患リスクに影響している可能性があるという研究結果を米コロラド大学アンシュッツ医学キャンパスのSridharan Raghavan氏らが6月2日、「PLOS Genetics」に発表した。身長と疾患リスクの関係についてはこれまでも研究があり、高身長の場合に心房細動と静脈瘤のリスクが高く、反対に冠動脈性心疾患や高血圧、高コレステロール血症のリスクは低いことが報告されていた。今回の研究では新たに高身長が末梢神経損傷や足の潰瘍などのリスクの高さと関連することが分かった。ただしRaghavan氏は「背が高いからといって、これらの疾患をいずれ発症するとは限らない。高身長を変更不能な疾患リスク因子として、憂慮すべきではない」と述べている。

 研究では、米国退役軍人省の医療関連データベースにある、非ヒスパニック系白人と非ヒスパニック系黒人の医療記録、およびゲノムワイド関連解析(GWAS)のデータからわかった身長に関連する3290種類の遺伝子変異の情報を対象とした。これらの情報をメンデルランダム化-フェノームワイド解析(MR-PheWAS)という方法で解析した結果、非ヒスパニック系白人では、身長と関連する臨床的特徴が345種類見つかり、…

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