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道端で見つけた「シソ」 調べてみたら…

竹内真里・フランス在住ライター
道端に群生する「シソ」に似た植物。その正体は?=筆者撮影
道端に群生する「シソ」に似た植物。その正体は?=筆者撮影

 6月半ば、フランス・リヨンでは連日34度を超える夏日が続いている。雨はほとんど降らず、庭の木々の木の葉は黄色くなり、芝は枯れてしまったほどだ。熱波警報が発出された県も数多い。こう暑いと、シソやミョウガなどの薬味をたっぷり載せた冷ややっこが食べたいな、と思いつつぼんやり歩いていると、道端にシソそっくりの植物を発見した。さて、この植物の正体とは?

加熱すれば食用になる

 シソによく似ている植物を摘んでみると、肌がピリピリ痛くなり、虫刺されのように赤くぷくっとふくらんだ。この時点でシソではないことが分かった。シソ独特の香りもしない。持ち歩いている水筒の水で患部を洗い流し、そのまま薬局に行くことにした。

 薬剤師は葉を見ると「これはOrti…

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フランス在住ライター

1978年千葉県生まれ。2000年から2002年までフランス南部マルセイユに滞在。その後、東京や香港でライターとして取材・執筆に従事。2015年に再びフランスへ。現在はリヨン市内でフランス人の夫、娘と暮らしながら現地情報を発信している。