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ストレスが強いと免疫システムの老化が加速する

 ストレスは、免疫システムの老化を促進し、体をさまざまな疾患にかかりやすくする。こんな可能性が、米南カリフォルニア大学のEric Klopack氏らの研究で分かった。衝撃的な出来事や仕事の重圧、日々のストレスや不当な扱いなどの経験は、免疫を担当する細胞のうち、これから働く「新鮮な細胞」を減らし、免疫システムの老化を加速するという。論文は、「PNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences)」に6月13日に掲載された。

 免疫機能は加齢に伴い大きく低下する。老朽化した白血球が増える一方で、感染と闘える新しい白血球の数は少なくなる。こうした現象は「免疫老化」と呼ばれている。免疫老化はがんや心血管疾患、肺炎にかかる可能性を高め、ワクチン接種を受けた場合の有効性の低下や、内蔵などの老化とも関連する。しかし、同じ年齢の人でも健康状態に大きな差があるのはなぜなのか。Klopack氏らはこの差を、ストレスと免疫システムの老化…

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