
トランプ氏とマクロン氏、評価は正反対
5月の連休中、ワシントンとパリを歴訪して強烈に印象づけられたのは、トランプ米大統領の「アメリカ・ファースト」という独善的な方針によって、米国を中心とする自由で開放的な国際秩序が壊れつつある一方で、フランスがマクロン大統領の急進的な大改革で甦(よみがえ)り、ヨーロッパの盟主になりつつあることだった。トランプ氏もマクロン氏も共に就任して1年超だが、国際的にも国内的にもその評価は正反対だ。
私は、毎年5月の連休中、必ずワシントンを訪問することとしているのだが、ワシントンで聞いたトランプ氏評は総じて散々なものだった。
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