
大人の国家目指す第一歩
日本国憲法の生まれ育ちと、自衛隊の生い立ちと、国民が自衛隊をどうみているかということから考えれば、自衛隊が違憲か合憲かというような議論を終わらせることが大人の国家を目指す第一歩だ。憲法は国民のものなので、国民がどう思っているかが一番重要だ。
文民統制であるとか軍法会議とか、本来、軍隊であれば整備されているべき部分が、今はまったくない。憲法で自衛隊をきちんと位置づけることによって、これらの法整備をしていかなければならない。
自衛隊はすでに長年、PKO(国連平和維持活動)に参加していて、外国で活動している。国民も外国での自衛隊の活動を受け入れている。外国で軍隊としてどうふるまうか、その法整備も絶対に必要だ。
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馬場伸幸
日本維新の会幹事長
1965年生まれ。堺市議会議長などを経て、2012年衆院初当選。衆院大阪17区。当選3回。