オアシスのとんぼ

韓国が「米朝仲介」に熱を上げる歴史的背景

澤田克己・外信部長
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澤田克己外信部長=後藤由耶撮影
澤田克己外信部長=後藤由耶撮影

 今年に入ってからの朝鮮半島情勢で目立ったのは、米国と北朝鮮の対話を仲介しようとする韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の動きでした。文氏はもともと南北関係改善に意欲を見せていたし、ソウルに大きな被害が出る戦争だけは避けなければいけないという切迫感があったのでしょう。ただ、それだけではありません。文氏が強調してきた「運転者論」という言葉が、韓国の動きの背景を説明するキーワードとなります。

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澤田克己

外信部長

1967年生まれ。埼玉県狭山市出身。91年入社。ソウル支局やジュネーブ支局で勤務した後、論説委員を経て2018年から外信部長。著書に『「脱日」する韓国』、『韓国「反日」の真相』、『新版 北朝鮮入門』(共著)など。